お知らせ
- ニュース
- 2022.03.11 ウクライナおよびロシアからの避難民への食糧支援を行います
- ニュース
- 2022.02.28 ロシア連邦プーチン政権が犯した暴挙であるウクライナに対する侵攻に強く抗議する!!
- ニュース
- 2022.01.25 トンガ火山噴火災害の支援を開始します
- イベント
- 2021.11.19 【CODE寺子屋2021】若者と難民について考える~多文化共生社会の実現に向けて~
- イベント
- 2021.08.31 【農業×国際協力】アフガニスタンからの贈り物―アフガニスタン~ぶどう~KOBE(日本)9.11をきっかけに始まった農業支援
救援ブログ新着
現行救援プロジェクト概要
最新イベント

次のご案内までお待ちください。
最新イベント

次のご案内までお待ちください。
ご支援・参加のお願い
ご支援・参加のお願い
SNS最新情報
Facebook Posts
8 hours ago
元・CODE理事のMさんには、いつも玉ねぎやジャガイモなどを「MOTTAINAIやさい便」に提供していただいています。Mさん、ありがとうございます! ... See MoreSee Less
19 hours ago
「憎しみの連鎖ではなく、支え合いの連鎖を!!-NO23」
2022年6月23日付け神戸新聞に、遠藤乾(東京大学教授)さんが投稿していた内容に注目した。同紙の「戦争の終わらせ方。『より少ない悪』を選びとる」という見出しに・・・・。遠藤教授は、「終わり方を探る議論は本格化しつつある」と。しかし、プーチン大統領も、ゼレンスキー大統領も、「そんなのどこ吹く風!」という感じで、徹底的に闘うということしか考えてないようだ。
だからではないが、私は終わり方を探る議論が本当に本格化しつつあるだろうかと疑問を抱かざるを得ない。ただ、遠藤教授が投稿したこの内容の最後に、「戦争を始めたのはプーチン大統領だが、それを続ける際、あるいは逆に終わらせる際、われわれは何のためにそうするのか、『目的』がいま問われる。『現在の犠牲』と『将来の危険』とのジレンマのなかで、残念ながら「より少ない悪」を選び取らなければなるまい。これは相当つらいものになる」という論に注目した。なるほどと納得する。ただ、この『現在の犠牲』を『過去の犠牲』に、『将来の危険』を『現在の危険』に置き換えると、『取り返しのつかない「現在の危険」』という気がしてならない。
今、日本に住む私たちを覆う、「国を守る」という空気にはおぞましさを感じてしまうので、より「過去の犠牲」にしっかりと向き合わなければ、「取り返しのつかない現在の危険」から脱出できないだろうと思うのである。今、日本は「将来間違いなく危険なことになる」と断言できるほど危うい。私たちが、“いま”向き合う「過去の犠牲」とは?
それは77年前の沖縄戦の犠牲にだ。4人に1人、あるいは5人に1人が亡くなったという凄惨な戦争にだ。同じ6月23日、朝日新聞の「声」に、「祖母の沖縄戦ウクライナ重ね」という投稿が紹介されている。長くなるが全文を紹介したい。
―祖母は77年前の沖縄の地上戦を経験した。1945年4月1日、祖母らが住んでいた本島中西部に米軍が上陸を開始した。艦隊が海を黒々と埋め尽くすのを見たという。10人いた家族は、血を絶やすまいと、祖父と祖母に分かれて避難を始めた。歩くことが不自由な曾祖母を連れていた祖父らは遠くに逃げることができず、すぐ米軍に捕らえられた。5人の子を連れた祖母は艦砲射撃に追われ、激戦地となった南へ。艦砲の破片で負傷した次男を担ぎながらあちこちのガマや墓に隠れたが、日本兵に追い出されたこともあった。祖母は逃げる途中、偶然、少年兵として招集された長男に出会った。艦砲のやんだ夜、持っていた最後の米で握り飯を作って食べさせた後に別れたが、それが最後になった。逃げること3か月、祖母らも米軍の収容所に。そこでは、多くの収容者を見た女性が「どうして自分の子を殺めたのだろう。こうして皆、生きられたのに」と泣き叫ぶ声が聞こえてたという。祖母もまた、92歳で亡くなるまでの長男の命を惜しみ、苦悩を続けた。毎日のように流れるウクライナの映像に、祖母の沖縄戦を重ね合わせる日々が続いている。(主婦 笠原 梢・東京都 74)-(朝日新聞、2022年6月23日)
(CODE海外災害援助市民センター事務局 村井雅清)
PS:CODEが、ウクライナおよびロシアから神戸に避難している方々に、「MOTTAINAIやさい便」を届けています。この「MOTTAINAIやさい便」も、無数のちいさな橋をかける活動です。是非、応援して下さい。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
2 days ago
「アフガニスタン東部地震の救援を開始します!ご協力お願いいたします!」
6月22日午前1時30分(日本時間6時)、アフガニスタン東部のホスト州州都ホストから約44㎞の地点を震源とするM6.1の地震が発生しました。
深夜に襲った地震だったことから多くの人が家屋の下敷きになり、被害が拡大しています。
東部パクティカ州のGiyan地区、Barmai地区、ホースト州のSpera地区の被害が甚大で、現在のところ死者1000人以上、負傷者3000人、倒壊家屋1500棟(Giyan地区)と報道がされています。
被災地では、豪雨や強風などの天候不良、山岳部ゆえのアクセスの悪さから救援活動が難航しているようです。また、昨年の政変でタリバン暫定政権は国際社会から承認されていない事で各国政府は救援を見合わせているとも言われています。タリバンの下で救援活動がどれだけ迅速に行われるかが懸念が残ります。
CODEは、2003年からアフガニスタンでのぶどう再生プロジェクトを行って来ました。また昨年のタリバンによる政変でも国外退避者のサポートも行ってきました。現地カウンターパートのFさんは「悲しいことにまた起きてしまった。被災地の住宅は非常に脆弱だから被害が大きい。タリバンがちゃんと救援してくれる事を願う」と語っています。
CODEは、現地のカウンターパートなどを通じて支援を展開していきます。ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。(事務局長 吉椿雅道)
------------------------------------------------------------
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「アフガニスタン地震」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
3 days ago
「憎しみの連鎖ではなく、支え合いの連鎖を!!-NO22」
露軍が一方的にウクライナに侵攻して4か月になるが、毎日ニュースで流される戦況には、頭がクラクラしてくる。
そんなときに、「ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリで3月、住民の女性(29)が息子を産んだ。ロシア軍の攻撃が続き、街に銃弾が飛び交う中での出産だった。我が子を守るために女性が向かったのは、親ロシア派の支配地域やロシアの影響が強い隣国ベラルーシ。「敵地」に身を寄せざるを得ない苦しみを、女性がオンラインの取材に語った」と。(2022年6月22日朝日新聞より)
先日、ウクライナから避難されている方のお話を聞く機会があった。「ウクライナでロシアの支配が強いところは、“ロシア化”されていると聞きますが、もしあなたがそのような地域に住んでいるとすれば、どう思われますか?」と問うたところ、「ロシア語しか話せないとすれば、公的にはロシア語を話しますよ!もちろん家ではウクライナ語しか話しませんが・・・・」と笑いながら話していた。「仕事場ではロシアの人と話しますか?」という問いには、「今の戦争のことは絶対話さない。でも、以外のことは話すよ!」と。隣で聞いていた、一緒に避難されて来た姪っ子さんは、「ロシアのことは話題にもしたくない!」と「キッ!」と口を真一文字にして下を向いていた。こうした苦悩をプーチン大統領は、知る由もないのだろう。
こんな中で素晴らしい話題が飛び込んできた。ノーベル平和賞を受賞したロシアの独立系新聞「ノーバヤ・ガセータ」のドミトリー・ムラトフ編集長が受賞したノーベル平和賞のメダルが、アメリカ・ニューヨークで競売にかけられ、日本円で約140億円で落札されたそうだ。そのお金を、今回のウクライナの侵攻で国内外への避難を余儀なくされた子どもらを支援する国連児童基金(ユニセフ)に寄付されるという話だ。
久々に爽やかな話題に触れることができた、感謝!!
(CODE海外災害援助市民センター事務局 村井雅清)
PS:CODEが、ウクライナおよびロシアから神戸に避難している方々に、「MOTTAINAIやさい便」を届けています。この「MOTTAINAIやさい便」も、無数のちいさな橋をかける活動です。是非、応援して下さい。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:もったいない野菜)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
code-jp.org
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに「困ったときはお互いさま」の心で海外の被災地支援を行っています。 災害時の支えあい・学びあいを通して地球の市民どうしのつながりを築いています。3 days ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.13 生産者編② 」
<MOTTAINAIも奥が深い!!―とびまつ編(2)>
とびまつ森の会の菜園は、前号の生産者編①で紹介しましたように毎週1回の作業日となっていて、同時に朝9時半から地域の方に販売します。21日は朝から雨だったのですが、もう8時から地域の方が並んで販売を待っていました。作業に来られているボランティアさんたちは、ナスビ、キュウリ、インゲンなどをその販売に間に合わすために、摘み取りを急ぎ、袋詰め作業をしておられました。雨の中を1時間以上も傘をさして並んでいることにはびっくりしました。作業をされている方に聞くと、「今日は雨なので、いつもの半分くらいですね!」と。
さて、私は販売の邪魔にならないように、少し離れて見ていました。時間が来た時にちょうど、担当責任者のWさんと話していて、もう5分も販売の模様から目を放したつもりは
なかったのですが、「アッ!」という間に販売は終わっていました。
さて私は、前日にWさんに電話をし、先週に続いて2回目の「MOTTAINAIやさい便」の野菜の調達に行きました。今回は、すでにWさんが野菜かごにじゃがいもを選別して用意をしてくれていました。「まだ、少し水分があるので、日の当たらない所で水分を飛ばして、積み重ねないように平たく並べてくださいね!」とアドバイスを貰いました。おまけに?Wさんはインゲンとさやえんどうを別に分けて採り入れて下さっていました。「これはみなさんで食べて貰って下さい。」と言われ、厚かましくも甘えさせて頂きましたが、そのお心遣いに敬服します。「インゲンもこれも、夏野菜だから、こうして新聞紙に包んでビニール袋に入れて、口をあけて、水分を抜いて保存します。」と。私は、「青野菜はせっかく新鮮な物を戴くので、新聞紙で包んでビニールに入れて、氷を入れたクーラーボックスに入れています。」と説明すると、「にこっ!」と笑って、「ブー!」とダメ出しを貰いました。「え~、これダメなんですか?」とガッカリしていたら、Wさんは、「野菜は原産地を考えてください。暑い地域で育ったものは、やはり口を閉ざさずに、自然の空気で息ができるようにして挙げて下さいね!」と。なるほど、「アフガニスタンのぶどうもそうだったなぁ!!」と思い出しながら、凄く納得しました。「う~ん、奥が深い!」とまた一つ勉強させて貰いました。また、来週も楽しみだ! (村井)
*ご寄付のお願い
「MOTTAINAIやさい便」では、若者たちと一緒にウクライナからの避難者、アフガニスタンからの退避者、在日ベトナム人留学生や技能実習生などに新鮮で美味しい野菜を提供しています。ご寄付は野菜購入や配達のガソリン代などに活用させていただきます。ご協力のほどよろしくお願いします。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
4 days ago
ジャガイモと玉ねぎをたくさんいただきました!ウクライナの方々の主食であるジャガイモは特に喜ばれました。Tさん、ありがとうございました! ... See MoreSee Less
4 days ago
「アフガニスタン南東部地震情報」
6月22日未明、アフガニスタン南東部でM6.1の地震が発生し、現時点で死者920人、負傷者600人以上の被害が報道されています。
震源は、南東部ホスト州州都ホストから約44kmの地点で、深さ10kmとの事です。パキスタン国境に近いホスト州やパクティカ州で多くの建物が倒壊し、下敷きになっている人がいる事から今後も犠牲が増えると思われます。
CODEは、現在、カウンターパートのFさんに連絡を取り、情報収集しています。ただ、昨年のタリバンによる政変で救援が迅速に行われるか不透明です。Fさんもタリバンから身を隠すように生活している事から今後の事が懸念されます。また、昨年、神戸市内に退避してきたSさんを通じても状況把握につとめます。(吉椿) ... See MoreSee Less
5 days ago
ウクライナも大変だけど、アフガニスタンは?ミャンマーは?難民と避難民の違いは?
長年最前線で活動してこられた3名の方を講師に難民セミナーをやります!
是非ご参加ください!誰でも参加できます! ... See MoreSee Less
5 days ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.12 生産者編①」
「MOTTAINAIも奥が深い!!」
15日、神戸市須磨区にある飛松中学校を訪問しました。同校には「とびまつ森の会」という森の整備活動や自然環境保全活動を地道に続けている市民の会のフィールドがあるのです。縁あって、私が同会の会員であることから、事務局の元同行教員のHさんに連絡を取り、約10年ぶりに訪ねました。
実は、このとびまつ森の会の“森”というのは同校の裏山になるのですが、神戸市内の中学校で唯一“学校林”として森を所有しています。この森を活用して夏の自然体験教室、子育て支援グループの支援、六甲山系グリーンベルト整備事業の「森の世話人」としての活動などを展開しています。そして、もう一つは学校の中に2カ所、学校の入り口近くに1か所の菜園を運営しています。余談ですが、私が10年ほど前にはじめて訪問した時は、後者の学校入り口付近の菜園しかなかったのですが、参加者も増え、菜園も増えて行った模様です。
ここで、毎週1回「コミュニティ朝一」といいますか、いわゆるとびまつ森の会の菜園活動で育成、収穫した野菜を地域の方々に販売しています。聞くと「好評で、私たち作って入る者にも、まわって来ないときもあります。」と、菜園の世話人のWさんの説明です。さて、ここで「MOTTAINAIやさい便」の出番です??
「売りものにはならない(正確には、「売る訳には行かない!」)、規格外品といいますか、食品ロスとなる野菜はありますか?」「ウクライナやロシアから神戸に避難している人たち、ベトナムやミャンマー、アフガニスタンからの難民や技能実習生たちに、“MOTTAINAIやさい便」として、規格外品かもしれないけれど、食べる上では何の問題もない、新鮮でおいしい野菜を届けています。定価より安く売ってくれませんか?」と恐る恐るお願いすると、「青物は難しいけれど、タマネギなら少しありますが・・・・・」ということで、30個余りを頂戴してきました。「規格外品なので、お金は貰えません!」とかたくなに拒否されたのですが、「とびまつ森の会の活動への寄付ということで受け取って下さい。」と納得して頂きました。今、タマネギは1個170円~190円し、消費者にとっては”野菜のダイヤモンド“になっています。Wさんは、規格外品として籠に入れてあった中から、丁寧に1個1個を検品しながら、「こんな風に”足首美人“といいますが、ここがキュっと絞られているのが美味しいの!」「大きくなりすぎているのはダメ!タマネギは放っておくと、どんどん大きくなります。」とタマネギにも「ゴメンね!」と語るように選別してくれました。
ほんとうに「MOTTAINAI」話です。以前、ワンガリ・マータイさんが日本をはじめ世界中に広げられた「MOTTAINAI運動」には、「尊敬する」という意味もあることを思い出し、「これだ!」と納得し、凄い学びを得たような気がしました。(村井)
*ご寄付のお願い
「MOTTAINAIやさい便」では、若者たちと一緒にウクライナからの避難者、アフガニスタンからの退避者、在日ベトナム人留学生や技能実習生などに新鮮で美味しい野菜を提供しています。ご寄付は野菜購入や配達のガソリン代などに活用させていただきます。ご協力のほどよろしくお願いします。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
www.code-jp.org
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに「困ったときはお互いさま」の心で海外の被災地支援を行っています。 災害時の支えあい・学びあいを通して地球の市民どうしのつながりを築いています。5 days ago
MOTTAINAIやさい便に、丹波篠山のSさんからケールをいただきました。ウクライナのご家族に届けました。ありがとうございます! ... See MoreSee Less
6 days ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.11 ウクライナ編⑧」
CODE未来基金のメンバーとして、昨日、MOTTAINAIやさい便をウクライナの方に一緒に届けた学生、髙野史織さん(園田学園女子大学3年生)の感想をご紹介します。
***************************************
2022年6月20日(月)に、私はCODEの「MOTTAINAI やさい便」に参加させていただき、子ども食堂とウクライナから日本に避難してきた方に野菜を届け、お話をお伺いする貴重な機会に参加させていただきました。今回はその中でウクライナ人とのお話の感想をお話しさせていただきます。
私は今回の活動に参加する前、あることを感じていました。それは同じ地球に住んでいるため、他人事ではないとニュースを見て感じていました。ニュースでウクライナ情勢のことを毎日報道しているが、正直私自身分からないことが多々ありました。でもウクライナのことをニュースで報道されていることとは違う視点、例えば今何に困っているのか、何を求めているのか、に視点を置いて考えてみることが今の私にできことの一つなのではないだろうかと思ったため参加することに至りました。
テレビで見ると、ウクライナやロシア情勢のことが報道されている一方で、当事者一人ひとりの声が私たちに届いていないのが現状だと思います。一人ひとり抱えている問題は違います。話を丁寧に聞く必要があると感じていたため、今回の活動を通じてそれを意識しながらお話を伺うことができました。
午前中にお会いしたMさん(28歳)に初めてお会いした時、吉椿さんが「こんにちは。元気?」と尋ねたところMさんの一言目は「疲れました。」でした。Mさんのお母様が幸い日本に避難してきたのですが、日本語が全く話せずMさんが通訳をしています。Mさんはずっと笑顔に振る舞っていましたが、話を聞いていくうちに仕事や家族の世話、通訳などによって身体的、社会的、精神的に疲れが溜まっているのではないだろうかと感じました。そこで、吉椿さんが日本人とウクライナ人の交流会(ピクニックやBBQなど)の話を振ったところ、「ピクニックいつしますか?!」と大喜び。私たちは、交流会を通じてMさんをはじめとするウクライナ人とのコミュニティづくりやウクライナ人のちょっとしたストレス発散につながることを望んでいます。
午後に伺ったのは、日本で結婚した神戸に住むNさん宅。そこには、Oさん(40代)、娘のPさん(15歳)、父(74歳)がウクライナ西部テルノーピリから4月に日本に避難してきました。
Nさん宅で印象に残っている会話は、
吉椿さん「Oさん(Nさんのお姉さん)、仕事見つかるといいね」
Nさん「仕事はどこで見つけたらいいか分からない。仕事を見つけるには、まず日本語がわからないと難しい。市は、子どもの学費は出してくれるが、仕事に対しての支援は出してくれない。やはり日本語が分からないと仕事を見つけるのは難しいです」言っていました。言葉の支援がきちんと整っていると仕事ができる環境が整います。Google翻訳を使用しても言葉のニュアンスが異なり、思うように会話ができないことがあります。
Google翻訳は、多くの言語に対応していますが、文化や慣習の違いを認識することはできません。そのため、もし、言語を外国の言語に翻訳する場合は、その国の文化や慣習を私たち自身が意識することは大切であると感じました。今後、交流会を実施することになれば、この問題を意識して日本とウクライナの文化や慣習を知ろうとする姿勢を持つ必要があると考えます。
また、Nさん宅で驚いたことが一つありました。それは、保険手続きのお知らせが届く一方で、年金支払いのお知らせが届いていたということです。避難してきたウクライナ人は、30年40年も日本に住むわけではないのに年金支払いを請求されていて行政との"ズレ"が生じていました。行政は、ウクライナ人が求めていることを何も知らないのではないだろうかと疑問に思いました。これだけニュースでウクライナ情勢のことを報道しているのに行政は本当にウクライナ人に耳を傾けているのか、と。このことから、私が感じたのは、行政もまずウクライナ人が"今なにを求めているのか"をきちんと理解することが必要であると思います。年金請求の知らせを受け取ったウクライナ人が区役所などに「お金を払える余裕はない」と声を上げるだけでなく、私たち日本人もウクライナ人の声をSNSを通じて発信していく必要があると思いました。
今回の活動で、日本に避難してきたウクライナ人が何に困っているのか、何を求めているのか知ることができました。このような活動を1人でも多くの方にも知ろうとする姿勢を持っていただきたいと思います。難しい場合には、ニュースなどで報道されていることに何か疑問を持って自分なりに考え、調べてみたり、このようなウクライナ人の"声"が書かれたFacebookの投稿などを共有・拡散することもウクライナ人のための大きな行動だと私は思います。今この文章を読んでいただいている皆さんの行動がウクライナ人の今後の生活につながっているといっても過言ではないと思うので、どうかウクライナやロシア情勢のことを他人事とは思わずに考えてみてください。
宜しくお願いいたします。
(園田学園女子大学 人間看護学科3年 髙野史織)
*ご協力のお願い
「MOTTAINAIやさい便」では、若者たちと一緒にウクライナからの避難者、アフガニスタンからの退避者、在日ベトナム人留学生や技能実習生などに新鮮で美味しい野菜を提供しています。ご協力お願いします。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744 fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
1 week ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.10 モルドバ編①」
「国籍と人」
「うあ~ビーツだ。これすごい好きなの」と語るのは、神戸市内に住むウクライナ人、Oさん。13歳、6歳、4歳の子どもをたった一人で育てるシングルマザーです。仕事で子どもたちに英語を教え、帰宅してからはわが子の世話で、「くたくたで、帰ってきて何もできないの」と最近痛めた腰を擦りながら語ります。
仕事と育児に疲れたOさんを支えるために3ヶ月前にモルドバからお母さんがサポートにやってきました。
「私たちは国籍はモルドバだけど、ウクライナ人なの。」と言います。モルドバの75%はルーマニア系ですが、ウクライナ人も6~7%、ロシア人も4%いると言われています。
今の国境線で歴史や民族、人の関係性を単純に語ることができない事を教えてくれます。この戦争でどんな想いを抱えているのでしょうか。
Oさんは最後に「最近、ウクライナから避難してきた人がいるの。友達もほとんどいないので大変なので、紹介してもいいかしら?」と言ってくれました。公助も届かず、人知れず困っている人にこうやって着実につながっていきます。(吉椿)
*ご協力のお願い
「MOTTAINAIやさい便」では、ウクライナからの避難者、アフガニスタンからの退避者、在日ベトナム人留学生や技能実習生などに新鮮で美味しい野菜を提供しています。ご協力お願いします。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
1 week ago
今日もウクライナとモルドバ(ウクライナ人)の2家族に野菜(ビーツなど)をお届けしました! ... See MoreSee Less
1 week ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.9 ベトナム編①」
「困窮する在日外国人」
神戸市にベトナム人の若者たちが集まる仏教寺院がある。その名も「和楽寺」。
日本での生活に悩みを抱えたり、行き詰った留学生や技能実習生の若者たちをサポートするのが、住職、チーさん(31歳)。
2015年に日本語を学ぶために来日し、先代住職の元で仏教を学び、僧侶として在日ベトナム人たちを支え続けています。
チーさんがサポートするのは、1970年代にボートピープルとして来日した1世とその子どもや孫の2、3世たち、近年増加している留学生や技能実習生たちです。2020年からはコロナで困窮している留学生や技能実習生たちに、生活用品を提供したり、行き場をなくした人たちを寺に受け入れ、共に生活してきました。コロナ禍で受け入れた人数は50人に上るそうです。まさにベトナム人たちの「駆け込み寺」になっています。
チーさんの活動の一助になればと、昨年からCODE未来基金の学生たちが「MOTTAINAやさい便」で丹波の野菜を届けてきました。在日ベトナム人たちの置かれている状況をチーさんにお聞きすると、「コロナで留学生たちのアルバイトができなくなったり、学費が払えなくなったり、就職の内定取り消しになったり・・・」と言います。また、給料の未払いやいじめなどの技能実習生の置かれている厳しい状況も教えてくれました。チーさんは技能実習制度には問題がかなり多いと語ります。詳細は次回お伝えします。(吉椿)
*ご協力のお願い
「MOTTAINAIやさい便」では、ウクライナからの避難者の方々、アフガニスタンからの退避者の方々、在日ベトナム人留学生や技能実習生などに新鮮で美味しい野菜を提供しています。ご協力お願いします。
------------------------------------------------------------
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
1 week ago
MOTTAINAIやさい便
たつの市のMさんから、ビーツやジャガイモ、キュウリなどが届きました!Mさん、ありがとうございます!ウクライナの少女Dちゃんに届けます! ... See MoreSee Less
2 weeks ago
「能登からウクライナへ」
能登半島地震をきっかけに、2009年から毎年学生さんたちと通っている能登のお熊甲祭り。僕たちをいつも暖かく受け入れてくれてる小牧壮年団の皆さんからも、ウクライナ避難者の方への想いが届いています。
皆さん、ありがとうございます!
www.chunichi.co.jp/article/488785 ... See MoreSee Less
避難民支援 中島も力に 小牧壮年団 ロシア侵攻受け呼び掛け:北陸中日新聞Web
www.chunichi.co.jp
神戸のNGOと縁 野菜届ける活動に賛同 七尾市中島町小牧の小牧壮年団とOBは、二〇〇七年の能登半島地震をきっかけに交流を続ける神戸市の...2 weeks ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.8 ウクライナ編⑦」
CODE未来基金のメンバーとして、MOTTAINAIやさい便をウクライナの方に届けている学生、山村太一さん(神戸学院大学4年生)から報告が来ましたのでご紹介します。
***************************************
5月16日と6月2日の二回、私はCODEの「MOTTAINAIやさい便」に参加させてもらいウクライナから日本に避難してきた方に野菜を届け、お話を聞く機会がありました。そのような貴重な機会に私も参加させていただき、ありがとうございました。今回は、その二回を通して、私が感じたこと考えたことを自分の中だけで終わらせないために文章にして共有していきたいと思います。
私は、CODEの「MOTTAINAIやさい便」に参加させてもらって、まず感じたのは、メディアで報道されていることは、ほんの一部で大枠であり、一人一人の声を聞いていくとやっとその詳細が分かっていくことがわかりました。5月16日にお会いしたMさんの弟さんは、4月に日本に来ました。それまでは、ポーランドで仕事をしており、ロシアの侵攻を聞いてウクライナに戻って戦おうと思っていたそうですが、お姉さんがいる日本に避難してきました。特に弟さんが言ったなかで、印象に残っているのが「未来のことは分からない、今はまだ日本にいたい」です。その言葉に、私は弟さんの様々な思惑の全て詰まっているように感じました。私と弟さんの年は、あまり変わらないからこそ、その重たい表情から語られる言葉が非常に重く感じました。その他に感じたのは、弟さんが話す言葉を直性的に聞き理解したいと思ったのですが、ウクライナはウクライナ語を話し英語も日本語も話せません。ここに大きな言葉の壁=心の壁も感じました。ウクライナを支援していく上で、言語の支援は必要不可欠であることを学びました。言葉の支援が十分に整うと、仕事もできるようになり次へと繋がっていくと考えました。
6月2日にお会いした方は、もう日本に10年以上住まれておられる女性で、その方のお姉さんと姪っ子とお父さんが避難してきました。その3人にも「困っていることは何ですか?」と尋ねると同じように日本語が分からないと言語の問題を言っていました。その他には、電車の乗り方が分からないや毎日毎日が暇なので仕事がしたいが挙がりました。これらの問題の根本的なところにあるのが、やはり言語の問題と考えます。これらの問題解決のために、日本語学校に通うとか日本語を勉強する機会を提供するのも大事ですが、私たち自身が、もっともっと身近にウクライナの方が避難してきていることを知るべきだと思います。知るために、ウクライナの方との交流会を開いたりすれば双方にメリットがあると考えます。ウクライナと日本の共通の話題が難しいようにも思えますが、ウクライナの方はネイルが好きだったり、意外と芋焼酎を飲んでいたりと思わぬ発見がたくさんありました。ウクライナのことについて、ロシアに侵攻されてポーランドやヨーロッパに逃げている、私たち日本人とは関係がないと思いがちです。実際に、私もこの「MOTTAINAIやさい便」に参加するまで、ウクライナとは、どこか自分とは関係のない遠いイメージがあった。毎日のメディアで報道されていることだけでは、身近に考えるのが難しい。だからこそ、今回の一番の収穫は、ウクライナ、戦争を身近な存在であると認識して、自分自身の意識を変えることができたことだと思っています。(神戸学院大学現代社会学部社会防災学科 山村太一)
*MOTTAINAIやさい便では、ウクライナの食材であるディルやビーツを作っている方で安価で提供していただける方を探しています。またはそのような方をご存知の方がいましたら、CODEまでご一報ください。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
2 weeks ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.7
ウクライナ編⑥」
「言葉と食」
先日、通訳ボランティアのKさんと共に神戸市内に避難してきたOさん(28歳)に「MOTTAINAIやさい便」をお届けしました。
これまでにOさんには何度か野菜を届けていましたが、日本語や英語を解さないOさんの事情がほとんど分かりませんでした。
今回はKさんの見事な通訳のおかげで、Oさんがどのようにして日本に来たのか、日々どのように暮らしているのかがわかってきました。
Oさんは、ウクライナ北西部ドゥブノから義理の姉Nさん(35歳)とその娘D(12歳)ちゃんと共にポーランド経由で日本に避難してきました。「西部の故郷の街は、戦地にはなっていないけど、北のベラルーシから攻めてくるかもしれないから怖いわ」と言います。
日本に住む義姉を頼って4月に神戸に来ました。Oさんは、戦争前にも2度日本に来た事があるので、生活には慣れてきたそうですが、姪のDちゃんが「食べものが合わない」と語ります。ロシアやウクライナの食文化に詳しい通訳Kさんは、「ディル(ハーブ)やビーツがあるとボルシチも作れてきっと喜ぶと思うわ」と教えてくれました。食は人の体を作り養いますが、故郷の味は心も潤してくれます。
通訳としてご協力いただいたKさん、ありがとうございました!(吉椿)
*MOTTAINAIやさい便では、ウクライナの食材であるディルやビーツを作っている方を探しています。または作っている方をご存知の方がいましたら、CODEまでご一報ください。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
2 weeks ago
「憎しみの連鎖ではなく、支え合いの連鎖を!!-NO21」
「国連難民高等弁務官事務(UNHCR)の集計によると、ロシアが侵攻したウクライナから国外へ脱出した避難民が8日までに700万人を超えた。・・・・ロシアには104万人が移った。」(毎日新聞 2022・6・10)と報じていた。一方で「448万人」が帰還しているとみられている」(同紙)とも。他方、こうした数字が発表される中で、「(ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリのアゾフスターリ製鉄所で投降した)捕虜1000人露へ移送」(毎日新聞 2022・6・9)という記事が気になる。無事、ウクライナの故郷に帰ってくることができるだろうかと?
さて、未だウクライナ東部では露軍とウクライナ軍が、激しい衝突が続いている。ゼレンスキー・ウクライナ大統領は、8日に公開した演説動画で、セベロドネツクについて「すさまじい戦いになっている。とても厳しい。・・・・ドンパスの運命がここで決められようとしている」(朝日新聞2022・6・10)と述べた。明日12日は「ロシアの日」。プーチン大統領が「戦争を終わらせるシナリオを描くだろう」?という指摘もあるが・・・・・・?
6月9日付け朝日新聞では、(ウクライナから)出国する自由や「前線に立たない自由」を求める市民がいることを大きく紹介している。ウクライナでは、総動員が発令され、18~60歳の男性国民は、国を離れることができなくなっていたのである。叶わぬ願いなのか、戦時下においては、「自由」は保障されないのか・・・・?SNSでは、「兵士として戦え」「恥を知れ」という声も浴びせられたようだ。もちろん、「自由」は平時において獲得するものだろう。
ウクライナの母、ロシア人の父を持つロシア出身スイス在住の作家ミハイル・シーシキンは「気の遠くなるような人類の歴史のなかで、いったい、『国を愛せ』という呼びかけの末に、どれほどの命が犠牲になっただろう。そして今、ロシア人が、ウクライナ人が、同じ犠牲のもとに立たされようとしている。兄弟は共にその苦しみを味わい、いつの日か共に未来を取り戻そうとするだろう」「愚かな権力が、二国の民衆をけしかけ、敵対させるというおぞましいことをやってのけた。そこでは『言葉』までもが、理解し合うためではなく争うために利用されている。」(『ウクライナとロシアの未来-2022年のあとに』ミハイル・シーシキン、奈倉有里訳より)と奈倉さんにメッセージを寄せられた。
2月24日以降の露軍によるウクライナ侵攻以来、この問題を自分事として引き寄せ、考えるための指針のようなメッセージが、こうして翻訳者の奈倉有里さんのご尽力があって、私たちの手許に届くということは大変有難い。
(CODE海外災害援助市民センター事務局 村井雅清)
PS:CODEが、ウクライナおよびロシアから神戸に避難している方々に、「MOTTAINAIやさい便」を届けています。この「MOTTAINAIやさい便」も、無数のちいさな橋をかける活動です。是非、応援して下さい。
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
3 weeks ago
「憎しみの連鎖ではなく、支え合いの連鎖を!!-NO 20」
ロシアのプーチン大統領の後継者のことが、にわかに話題になっている。3人の候補者の名があがっているが、これまでのプーチン体制から推し測ると、誰になっても大きくは変わらないだろうとしか思えない。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、7日英紙フィナンシャル・タイムズで、「徹底抗戦」を語ったそうだ。「欧州諸国の一部で対ロシア制裁による経済悪化を受け妥協点を探る動きが出ていることに、『理解できない』と反発した。」「フランスのマクロン大統領が『ロシアに屈辱を与えてはならない』と発言したことに、『理解できない』」と。さらに「私たちは全ての占領地域の解放を達成しなければならない。」「我々は戦場で勝利する必要がある」「ロシアとの間で引き分けは選択肢にない」とし、欧米諸国に一層の武器支援を」と求めたとのこと。
前号で ロシア出身作家の翻訳を多く手掛けている「奈倉有里」さんが『新潮』に紹介された「無数の橋をかけなおすーロシアから届く反戦の声」の一部を紹介しました。
また、他の作家さんの声を以下に紹介します。
—リュドミラ・ウリツカヤ(1943~)は、開戦直後に「痛み、恐怖、恥」と題した声明を出した。生命が潰されていく痛み、自らや子供たちや孫たちの命が危険にさらされる恐怖、全人類に大きな損害をもたらした政府の恥と国民の責任。ウリツカヤはこれまでも一貫して戦争に反対し、抵抗の声をあげてきた。「民族の敵」と糾弾されても、カラーボールを投げつけられても、彼女は黙らなかった。2014年に反戦デモに参加した時は、私が強いからじゃない。弱いから、恐ろしいからだ。子供や孫たちが、戦争のある世界で生きていくことになるかもしれないと思うと、怖くてしかたがないからだ」と話していた—と。
最後に奈倉有里さんのメッセージを紹介する。
私たち――文化に携わるすべての人間にできることは、特定の(国や民族や団体といった)まとまりを断罪することではなく、学ぶべき相手を探すこと、異教の優れた学者や作家や芸術家を探し、それを届け、受けとり、考えることだ。世界の学問を、人権活動を、文化を、文学を、つなぎ続ける。これは長い道のりの一端でありながら、緊急の課題でもある。恐怖と無理解が生む攻撃性ほど恐ろしいものはない。まだ伝わっていない大切なことはたくさんある。できることだけでいい。まったく同じ考えじゃなくてもいい。ただひたすら、武力に心を支配されることだけはせずに、無数のちいさな橋をかけなおそう。(初出:「新潮」2022年5月号)
(CODE海外災害援助市民センター事務局 村井雅清)
PS:CODEは、ウクライナおよびロシアから神戸に避難している方々に、「MOTTAINAIやさい便」を届けています。この「MOTTAINAIやさい便」も、無数のちいさな橋をかける活動です。是非、応援して下さい。
詳細はこちらから
www.facebook.com/328257977286826/posts/5029056297206947/
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744 fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
能登半島地震からお付き合いをさせて頂いている小牧壮年団とそのOBのみなさんが中日新聞に掲載されました。今回のウクライナ・ロシア支援にご協力頂きました。これまで長い間、ずっと支えて下さっています。つながりに感謝です。
「祭りができるのも平和があってこそ」と!
https://www.chunichi.co.jp/article/488785
ご近所に子ども食堂がオープンしました。ぜおひお越しください。「#MOTTANAIやさい便」をお届けしたり、#まけないぞう もプレゼントさせて頂きました!!今週は6月18日(土)にオープンします。駄菓子も盛りだくさん🥰#子ども食堂 #新開地 #中道通
4姉妹団体CODE海外災害援助市民センターと連携してウクライナ・ロシア支援しています。まけないぞうの売り上げの一部100円を「MOTTANAIやさい便」に寄付します。北は北海道南は九州までお届けしています。みなさんのご支援お待ちしています。#まけないぞう #MOTTAINAI
2そして、姉妹団体のCODE海外災害援助市民センターがしているウクライナ・ロシア支援の「MOTTAINAIやさい便」を応援します。新鮮な野菜を日本に避難している避難民の方に届けています。CODEの活動を支援するため、まけないぞうの売り上げのうち100円を寄付します。#CODE #まけないぞう
2『1月17日の新聞には、震災の記事がトップに掲載されるものだと思っていましたが、被災地から遠い地域では、トップ記事ではないところもあったと聞きました。5年たつと、昔の話になるのかなと思いました』(阪神大震災から5年/神戸市/60代男性)
丹波いちじまふぁーむの田植え後の除草も2回目を終わりました
チェーンを取り付けて、稲が植わっているところも除草できるのがこれまでと違う改良点です
あと1ヶ月後の成果がたのしみです
CODE yothのやなちゃんが、
地域おこし協力隊として仙台に移住しました!!! http://sanrikushimpo.co.jp/2022/05/05/7162/
第2回レポート「どういう態度で、現場に立つのか?」|ディスカッション「災間の社会を生きる術(すべ/アート)を探る」
国内外の被災地支援を行っているCODE海外災害援助市民センター事務局長の吉椿雅道さんに、支援者の現場での態度や活動のあり方について伺いました。
https://tarl.jp/school/2021/saikan02/
難しい質問ですね。どういう人がプロフェッショナルなんですかね。妥協せずに悩みながら、真摯にね、人に向き合ったり、人と関わるってことがね、プロフェッショナルなのかなと思いますけど。 - 吉椿雅道 (国際災害ボランティア)
【「最後の一人まで」】
〈明日を選ぶ〉CODE海外災害援助市民センター事務局長・吉椿雅道さん(53)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202110/0014788544.shtml
昨日、お茶を飲んだら茶柱が!「何かいいことあるかなぁ♪」と思っていたら、朝からまけないぞうの注文を頂きました。いつもお世話になっているmakenaizoneのメンバーの版画家の岩崎さんから、その主催の青木先生のクリニックに置いてくれています。いつもありがとうございます。#まけないぞう
3【中国河南省洪水情報②】
中国河南省で17日から降り続いた豪雨による被害が拡大しています。現地では、3日間で1年分の雨が降ったといわれ、河南省で死者56名、被災者は300万人を超えています。河南省では、現在も雨が降っている地域もあり警戒を呼び掛けています。
【中国河南省洪水情報】
中国河南省で17日より連続的に降り続いた豪雨によって洪水が発生しています。省都である鄭州市では、地下鉄も浸水し、逃げ遅れた人、土砂災害などで16名が犠牲になり、20万人は避難しています。
【イベントのご案内📢】
震災26年企画「すべての人に宿るボランティアの心根~阪神・淡路大震災の原点に立ち戻る~」
◎2021年7月24日 13:30~15:30
◎オンライン(Zoom)
◎参加費 1000円
基調講演:芹田健太郎(CODE前代表理事、神戸大学名誉教授)
https://forms.gle/dMHGrSkBVtm4Lgi87
まけないぞうの作り手さんのつぶやき(NO6)
毎日、材料が届くのを楽しみにしています。3週間も間があくとどうしたのかなと思ってしまいます。作る事が楽しいのです。この可愛らしいぞうさんが誰の手に届くのかなと思いながら作っています。
#まけないぞう(宮城県石巻市2011年12月10日)
Facebook Posts
8 hours ago
元・CODE理事のMさんには、いつも玉ねぎやジャガイモなどを「MOTTAINAIやさい便」に提供していただいています。Mさん、ありがとうございます! ... See MoreSee Less
19 hours ago
「憎しみの連鎖ではなく、支え合いの連鎖を!!-NO23」
2022年6月23日付け神戸新聞に、遠藤乾(東京大学教授)さんが投稿していた内容に注目した。同紙の「戦争の終わらせ方。『より少ない悪』を選びとる」という見出しに・・・・。遠藤教授は、「終わり方を探る議論は本格化しつつある」と。しかし、プーチン大統領も、ゼレンスキー大統領も、「そんなのどこ吹く風!」という感じで、徹底的に闘うということしか考えてないようだ。
だからではないが、私は終わり方を探る議論が本当に本格化しつつあるだろうかと疑問を抱かざるを得ない。ただ、遠藤教授が投稿したこの内容の最後に、「戦争を始めたのはプーチン大統領だが、それを続ける際、あるいは逆に終わらせる際、われわれは何のためにそうするのか、『目的』がいま問われる。『現在の犠牲』と『将来の危険』とのジレンマのなかで、残念ながら「より少ない悪」を選び取らなければなるまい。これは相当つらいものになる」という論に注目した。なるほどと納得する。ただ、この『現在の犠牲』を『過去の犠牲』に、『将来の危険』を『現在の危険』に置き換えると、『取り返しのつかない「現在の危険」』という気がしてならない。
今、日本に住む私たちを覆う、「国を守る」という空気にはおぞましさを感じてしまうので、より「過去の犠牲」にしっかりと向き合わなければ、「取り返しのつかない現在の危険」から脱出できないだろうと思うのである。今、日本は「将来間違いなく危険なことになる」と断言できるほど危うい。私たちが、“いま”向き合う「過去の犠牲」とは?
それは77年前の沖縄戦の犠牲にだ。4人に1人、あるいは5人に1人が亡くなったという凄惨な戦争にだ。同じ6月23日、朝日新聞の「声」に、「祖母の沖縄戦ウクライナ重ね」という投稿が紹介されている。長くなるが全文を紹介したい。
―祖母は77年前の沖縄の地上戦を経験した。1945年4月1日、祖母らが住んでいた本島中西部に米軍が上陸を開始した。艦隊が海を黒々と埋め尽くすのを見たという。10人いた家族は、血を絶やすまいと、祖父と祖母に分かれて避難を始めた。歩くことが不自由な曾祖母を連れていた祖父らは遠くに逃げることができず、すぐ米軍に捕らえられた。5人の子を連れた祖母は艦砲射撃に追われ、激戦地となった南へ。艦砲の破片で負傷した次男を担ぎながらあちこちのガマや墓に隠れたが、日本兵に追い出されたこともあった。祖母は逃げる途中、偶然、少年兵として招集された長男に出会った。艦砲のやんだ夜、持っていた最後の米で握り飯を作って食べさせた後に別れたが、それが最後になった。逃げること3か月、祖母らも米軍の収容所に。そこでは、多くの収容者を見た女性が「どうして自分の子を殺めたのだろう。こうして皆、生きられたのに」と泣き叫ぶ声が聞こえてたという。祖母もまた、92歳で亡くなるまでの長男の命を惜しみ、苦悩を続けた。毎日のように流れるウクライナの映像に、祖母の沖縄戦を重ね合わせる日々が続いている。(主婦 笠原 梢・東京都 74)-(朝日新聞、2022年6月23日)
(CODE海外災害援助市民センター事務局 村井雅清)
PS:CODEが、ウクライナおよびロシアから神戸に避難している方々に、「MOTTAINAIやさい便」を届けています。この「MOTTAINAIやさい便」も、無数のちいさな橋をかける活動です。是非、応援して下さい。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
2 days ago
「アフガニスタン東部地震の救援を開始します!ご協力お願いいたします!」
6月22日午前1時30分(日本時間6時)、アフガニスタン東部のホスト州州都ホストから約44㎞の地点を震源とするM6.1の地震が発生しました。
深夜に襲った地震だったことから多くの人が家屋の下敷きになり、被害が拡大しています。
東部パクティカ州のGiyan地区、Barmai地区、ホースト州のSpera地区の被害が甚大で、現在のところ死者1000人以上、負傷者3000人、倒壊家屋1500棟(Giyan地区)と報道がされています。
被災地では、豪雨や強風などの天候不良、山岳部ゆえのアクセスの悪さから救援活動が難航しているようです。また、昨年の政変でタリバン暫定政権は国際社会から承認されていない事で各国政府は救援を見合わせているとも言われています。タリバンの下で救援活動がどれだけ迅速に行われるかが懸念が残ります。
CODEは、2003年からアフガニスタンでのぶどう再生プロジェクトを行って来ました。また昨年のタリバンによる政変でも国外退避者のサポートも行ってきました。現地カウンターパートのFさんは「悲しいことにまた起きてしまった。被災地の住宅は非常に脆弱だから被害が大きい。タリバンがちゃんと救援してくれる事を願う」と語っています。
CODEは、現地のカウンターパートなどを通じて支援を展開していきます。ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。(事務局長 吉椿雅道)
------------------------------------------------------------
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「アフガニスタン地震」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
3 days ago
「憎しみの連鎖ではなく、支え合いの連鎖を!!-NO22」
露軍が一方的にウクライナに侵攻して4か月になるが、毎日ニュースで流される戦況には、頭がクラクラしてくる。
そんなときに、「ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリで3月、住民の女性(29)が息子を産んだ。ロシア軍の攻撃が続き、街に銃弾が飛び交う中での出産だった。我が子を守るために女性が向かったのは、親ロシア派の支配地域やロシアの影響が強い隣国ベラルーシ。「敵地」に身を寄せざるを得ない苦しみを、女性がオンラインの取材に語った」と。(2022年6月22日朝日新聞より)
先日、ウクライナから避難されている方のお話を聞く機会があった。「ウクライナでロシアの支配が強いところは、“ロシア化”されていると聞きますが、もしあなたがそのような地域に住んでいるとすれば、どう思われますか?」と問うたところ、「ロシア語しか話せないとすれば、公的にはロシア語を話しますよ!もちろん家ではウクライナ語しか話しませんが・・・・」と笑いながら話していた。「仕事場ではロシアの人と話しますか?」という問いには、「今の戦争のことは絶対話さない。でも、以外のことは話すよ!」と。隣で聞いていた、一緒に避難されて来た姪っ子さんは、「ロシアのことは話題にもしたくない!」と「キッ!」と口を真一文字にして下を向いていた。こうした苦悩をプーチン大統領は、知る由もないのだろう。
こんな中で素晴らしい話題が飛び込んできた。ノーベル平和賞を受賞したロシアの独立系新聞「ノーバヤ・ガセータ」のドミトリー・ムラトフ編集長が受賞したノーベル平和賞のメダルが、アメリカ・ニューヨークで競売にかけられ、日本円で約140億円で落札されたそうだ。そのお金を、今回のウクライナの侵攻で国内外への避難を余儀なくされた子どもらを支援する国連児童基金(ユニセフ)に寄付されるという話だ。
久々に爽やかな話題に触れることができた、感謝!!
(CODE海外災害援助市民センター事務局 村井雅清)
PS:CODEが、ウクライナおよびロシアから神戸に避難している方々に、「MOTTAINAIやさい便」を届けています。この「MOTTAINAIやさい便」も、無数のちいさな橋をかける活動です。是非、応援して下さい。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:もったいない野菜)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
code-jp.org
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに「困ったときはお互いさま」の心で海外の被災地支援を行っています。 災害時の支えあい・学びあいを通して地球の市民どうしのつながりを築いています。3 days ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.13 生産者編② 」
<MOTTAINAIも奥が深い!!―とびまつ編(2)>
とびまつ森の会の菜園は、前号の生産者編①で紹介しましたように毎週1回の作業日となっていて、同時に朝9時半から地域の方に販売します。21日は朝から雨だったのですが、もう8時から地域の方が並んで販売を待っていました。作業に来られているボランティアさんたちは、ナスビ、キュウリ、インゲンなどをその販売に間に合わすために、摘み取りを急ぎ、袋詰め作業をしておられました。雨の中を1時間以上も傘をさして並んでいることにはびっくりしました。作業をされている方に聞くと、「今日は雨なので、いつもの半分くらいですね!」と。
さて、私は販売の邪魔にならないように、少し離れて見ていました。時間が来た時にちょうど、担当責任者のWさんと話していて、もう5分も販売の模様から目を放したつもりは
なかったのですが、「アッ!」という間に販売は終わっていました。
さて私は、前日にWさんに電話をし、先週に続いて2回目の「MOTTAINAIやさい便」の野菜の調達に行きました。今回は、すでにWさんが野菜かごにじゃがいもを選別して用意をしてくれていました。「まだ、少し水分があるので、日の当たらない所で水分を飛ばして、積み重ねないように平たく並べてくださいね!」とアドバイスを貰いました。おまけに?Wさんはインゲンとさやえんどうを別に分けて採り入れて下さっていました。「これはみなさんで食べて貰って下さい。」と言われ、厚かましくも甘えさせて頂きましたが、そのお心遣いに敬服します。「インゲンもこれも、夏野菜だから、こうして新聞紙に包んでビニール袋に入れて、口をあけて、水分を抜いて保存します。」と。私は、「青野菜はせっかく新鮮な物を戴くので、新聞紙で包んでビニールに入れて、氷を入れたクーラーボックスに入れています。」と説明すると、「にこっ!」と笑って、「ブー!」とダメ出しを貰いました。「え~、これダメなんですか?」とガッカリしていたら、Wさんは、「野菜は原産地を考えてください。暑い地域で育ったものは、やはり口を閉ざさずに、自然の空気で息ができるようにして挙げて下さいね!」と。なるほど、「アフガニスタンのぶどうもそうだったなぁ!!」と思い出しながら、凄く納得しました。「う~ん、奥が深い!」とまた一つ勉強させて貰いました。また、来週も楽しみだ! (村井)
*ご寄付のお願い
「MOTTAINAIやさい便」では、若者たちと一緒にウクライナからの避難者、アフガニスタンからの退避者、在日ベトナム人留学生や技能実習生などに新鮮で美味しい野菜を提供しています。ご寄付は野菜購入や配達のガソリン代などに活用させていただきます。ご協力のほどよろしくお願いします。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
4 days ago
ジャガイモと玉ねぎをたくさんいただきました!ウクライナの方々の主食であるジャガイモは特に喜ばれました。Tさん、ありがとうございました! ... See MoreSee Less
4 days ago
「アフガニスタン南東部地震情報」
6月22日未明、アフガニスタン南東部でM6.1の地震が発生し、現時点で死者920人、負傷者600人以上の被害が報道されています。
震源は、南東部ホスト州州都ホストから約44kmの地点で、深さ10kmとの事です。パキスタン国境に近いホスト州やパクティカ州で多くの建物が倒壊し、下敷きになっている人がいる事から今後も犠牲が増えると思われます。
CODEは、現在、カウンターパートのFさんに連絡を取り、情報収集しています。ただ、昨年のタリバンによる政変で救援が迅速に行われるか不透明です。Fさんもタリバンから身を隠すように生活している事から今後の事が懸念されます。また、昨年、神戸市内に退避してきたSさんを通じても状況把握につとめます。(吉椿) ... See MoreSee Less
5 days ago
ウクライナも大変だけど、アフガニスタンは?ミャンマーは?難民と避難民の違いは?
長年最前線で活動してこられた3名の方を講師に難民セミナーをやります!
是非ご参加ください!誰でも参加できます! ... See MoreSee Less
5 days ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.12 生産者編①」
「MOTTAINAIも奥が深い!!」
15日、神戸市須磨区にある飛松中学校を訪問しました。同校には「とびまつ森の会」という森の整備活動や自然環境保全活動を地道に続けている市民の会のフィールドがあるのです。縁あって、私が同会の会員であることから、事務局の元同行教員のHさんに連絡を取り、約10年ぶりに訪ねました。
実は、このとびまつ森の会の“森”というのは同校の裏山になるのですが、神戸市内の中学校で唯一“学校林”として森を所有しています。この森を活用して夏の自然体験教室、子育て支援グループの支援、六甲山系グリーンベルト整備事業の「森の世話人」としての活動などを展開しています。そして、もう一つは学校の中に2カ所、学校の入り口近くに1か所の菜園を運営しています。余談ですが、私が10年ほど前にはじめて訪問した時は、後者の学校入り口付近の菜園しかなかったのですが、参加者も増え、菜園も増えて行った模様です。
ここで、毎週1回「コミュニティ朝一」といいますか、いわゆるとびまつ森の会の菜園活動で育成、収穫した野菜を地域の方々に販売しています。聞くと「好評で、私たち作って入る者にも、まわって来ないときもあります。」と、菜園の世話人のWさんの説明です。さて、ここで「MOTTAINAIやさい便」の出番です??
「売りものにはならない(正確には、「売る訳には行かない!」)、規格外品といいますか、食品ロスとなる野菜はありますか?」「ウクライナやロシアから神戸に避難している人たち、ベトナムやミャンマー、アフガニスタンからの難民や技能実習生たちに、“MOTTAINAIやさい便」として、規格外品かもしれないけれど、食べる上では何の問題もない、新鮮でおいしい野菜を届けています。定価より安く売ってくれませんか?」と恐る恐るお願いすると、「青物は難しいけれど、タマネギなら少しありますが・・・・・」ということで、30個余りを頂戴してきました。「規格外品なので、お金は貰えません!」とかたくなに拒否されたのですが、「とびまつ森の会の活動への寄付ということで受け取って下さい。」と納得して頂きました。今、タマネギは1個170円~190円し、消費者にとっては”野菜のダイヤモンド“になっています。Wさんは、規格外品として籠に入れてあった中から、丁寧に1個1個を検品しながら、「こんな風に”足首美人“といいますが、ここがキュっと絞られているのが美味しいの!」「大きくなりすぎているのはダメ!タマネギは放っておくと、どんどん大きくなります。」とタマネギにも「ゴメンね!」と語るように選別してくれました。
ほんとうに「MOTTAINAI」話です。以前、ワンガリ・マータイさんが日本をはじめ世界中に広げられた「MOTTAINAI運動」には、「尊敬する」という意味もあることを思い出し、「これだ!」と納得し、凄い学びを得たような気がしました。(村井)
*ご寄付のお願い
「MOTTAINAIやさい便」では、若者たちと一緒にウクライナからの避難者、アフガニスタンからの退避者、在日ベトナム人留学生や技能実習生などに新鮮で美味しい野菜を提供しています。ご寄付は野菜購入や配達のガソリン代などに活用させていただきます。ご協力のほどよろしくお願いします。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
www.code-jp.org
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに「困ったときはお互いさま」の心で海外の被災地支援を行っています。 災害時の支えあい・学びあいを通して地球の市民どうしのつながりを築いています。5 days ago
MOTTAINAIやさい便に、丹波篠山のSさんからケールをいただきました。ウクライナのご家族に届けました。ありがとうございます! ... See MoreSee Less
6 days ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.11 ウクライナ編⑧」
CODE未来基金のメンバーとして、昨日、MOTTAINAIやさい便をウクライナの方に一緒に届けた学生、髙野史織さん(園田学園女子大学3年生)の感想をご紹介します。
***************************************
2022年6月20日(月)に、私はCODEの「MOTTAINAI やさい便」に参加させていただき、子ども食堂とウクライナから日本に避難してきた方に野菜を届け、お話をお伺いする貴重な機会に参加させていただきました。今回はその中でウクライナ人とのお話の感想をお話しさせていただきます。
私は今回の活動に参加する前、あることを感じていました。それは同じ地球に住んでいるため、他人事ではないとニュースを見て感じていました。ニュースでウクライナ情勢のことを毎日報道しているが、正直私自身分からないことが多々ありました。でもウクライナのことをニュースで報道されていることとは違う視点、例えば今何に困っているのか、何を求めているのか、に視点を置いて考えてみることが今の私にできことの一つなのではないだろうかと思ったため参加することに至りました。
テレビで見ると、ウクライナやロシア情勢のことが報道されている一方で、当事者一人ひとりの声が私たちに届いていないのが現状だと思います。一人ひとり抱えている問題は違います。話を丁寧に聞く必要があると感じていたため、今回の活動を通じてそれを意識しながらお話を伺うことができました。
午前中にお会いしたMさん(28歳)に初めてお会いした時、吉椿さんが「こんにちは。元気?」と尋ねたところMさんの一言目は「疲れました。」でした。Mさんのお母様が幸い日本に避難してきたのですが、日本語が全く話せずMさんが通訳をしています。Mさんはずっと笑顔に振る舞っていましたが、話を聞いていくうちに仕事や家族の世話、通訳などによって身体的、社会的、精神的に疲れが溜まっているのではないだろうかと感じました。そこで、吉椿さんが日本人とウクライナ人の交流会(ピクニックやBBQなど)の話を振ったところ、「ピクニックいつしますか?!」と大喜び。私たちは、交流会を通じてMさんをはじめとするウクライナ人とのコミュニティづくりやウクライナ人のちょっとしたストレス発散につながることを望んでいます。
午後に伺ったのは、日本で結婚した神戸に住むNさん宅。そこには、Oさん(40代)、娘のPさん(15歳)、父(74歳)がウクライナ西部テルノーピリから4月に日本に避難してきました。
Nさん宅で印象に残っている会話は、
吉椿さん「Oさん(Nさんのお姉さん)、仕事見つかるといいね」
Nさん「仕事はどこで見つけたらいいか分からない。仕事を見つけるには、まず日本語がわからないと難しい。市は、子どもの学費は出してくれるが、仕事に対しての支援は出してくれない。やはり日本語が分からないと仕事を見つけるのは難しいです」言っていました。言葉の支援がきちんと整っていると仕事ができる環境が整います。Google翻訳を使用しても言葉のニュアンスが異なり、思うように会話ができないことがあります。
Google翻訳は、多くの言語に対応していますが、文化や慣習の違いを認識することはできません。そのため、もし、言語を外国の言語に翻訳する場合は、その国の文化や慣習を私たち自身が意識することは大切であると感じました。今後、交流会を実施することになれば、この問題を意識して日本とウクライナの文化や慣習を知ろうとする姿勢を持つ必要があると考えます。
また、Nさん宅で驚いたことが一つありました。それは、保険手続きのお知らせが届く一方で、年金支払いのお知らせが届いていたということです。避難してきたウクライナ人は、30年40年も日本に住むわけではないのに年金支払いを請求されていて行政との"ズレ"が生じていました。行政は、ウクライナ人が求めていることを何も知らないのではないだろうかと疑問に思いました。これだけニュースでウクライナ情勢のことを報道しているのに行政は本当にウクライナ人に耳を傾けているのか、と。このことから、私が感じたのは、行政もまずウクライナ人が"今なにを求めているのか"をきちんと理解することが必要であると思います。年金請求の知らせを受け取ったウクライナ人が区役所などに「お金を払える余裕はない」と声を上げるだけでなく、私たち日本人もウクライナ人の声をSNSを通じて発信していく必要があると思いました。
今回の活動で、日本に避難してきたウクライナ人が何に困っているのか、何を求めているのか知ることができました。このような活動を1人でも多くの方にも知ろうとする姿勢を持っていただきたいと思います。難しい場合には、ニュースなどで報道されていることに何か疑問を持って自分なりに考え、調べてみたり、このようなウクライナ人の"声"が書かれたFacebookの投稿などを共有・拡散することもウクライナ人のための大きな行動だと私は思います。今この文章を読んでいただいている皆さんの行動がウクライナ人の今後の生活につながっているといっても過言ではないと思うので、どうかウクライナやロシア情勢のことを他人事とは思わずに考えてみてください。
宜しくお願いいたします。
(園田学園女子大学 人間看護学科3年 髙野史織)
*ご協力のお願い
「MOTTAINAIやさい便」では、若者たちと一緒にウクライナからの避難者、アフガニスタンからの退避者、在日ベトナム人留学生や技能実習生などに新鮮で美味しい野菜を提供しています。ご協力お願いします。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744 fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
1 week ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.10 モルドバ編①」
「国籍と人」
「うあ~ビーツだ。これすごい好きなの」と語るのは、神戸市内に住むウクライナ人、Oさん。13歳、6歳、4歳の子どもをたった一人で育てるシングルマザーです。仕事で子どもたちに英語を教え、帰宅してからはわが子の世話で、「くたくたで、帰ってきて何もできないの」と最近痛めた腰を擦りながら語ります。
仕事と育児に疲れたOさんを支えるために3ヶ月前にモルドバからお母さんがサポートにやってきました。
「私たちは国籍はモルドバだけど、ウクライナ人なの。」と言います。モルドバの75%はルーマニア系ですが、ウクライナ人も6~7%、ロシア人も4%いると言われています。
今の国境線で歴史や民族、人の関係性を単純に語ることができない事を教えてくれます。この戦争でどんな想いを抱えているのでしょうか。
Oさんは最後に「最近、ウクライナから避難してきた人がいるの。友達もほとんどいないので大変なので、紹介してもいいかしら?」と言ってくれました。公助も届かず、人知れず困っている人にこうやって着実につながっていきます。(吉椿)
*ご協力のお願い
「MOTTAINAIやさい便」では、ウクライナからの避難者、アフガニスタンからの退避者、在日ベトナム人留学生や技能実習生などに新鮮で美味しい野菜を提供しています。ご協力お願いします。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
1 week ago
今日もウクライナとモルドバ(ウクライナ人)の2家族に野菜(ビーツなど)をお届けしました! ... See MoreSee Less
1 week ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.9 ベトナム編①」
「困窮する在日外国人」
神戸市にベトナム人の若者たちが集まる仏教寺院がある。その名も「和楽寺」。
日本での生活に悩みを抱えたり、行き詰った留学生や技能実習生の若者たちをサポートするのが、住職、チーさん(31歳)。
2015年に日本語を学ぶために来日し、先代住職の元で仏教を学び、僧侶として在日ベトナム人たちを支え続けています。
チーさんがサポートするのは、1970年代にボートピープルとして来日した1世とその子どもや孫の2、3世たち、近年増加している留学生や技能実習生たちです。2020年からはコロナで困窮している留学生や技能実習生たちに、生活用品を提供したり、行き場をなくした人たちを寺に受け入れ、共に生活してきました。コロナ禍で受け入れた人数は50人に上るそうです。まさにベトナム人たちの「駆け込み寺」になっています。
チーさんの活動の一助になればと、昨年からCODE未来基金の学生たちが「MOTTAINAやさい便」で丹波の野菜を届けてきました。在日ベトナム人たちの置かれている状況をチーさんにお聞きすると、「コロナで留学生たちのアルバイトができなくなったり、学費が払えなくなったり、就職の内定取り消しになったり・・・」と言います。また、給料の未払いやいじめなどの技能実習生の置かれている厳しい状況も教えてくれました。チーさんは技能実習制度には問題がかなり多いと語ります。詳細は次回お伝えします。(吉椿)
*ご協力のお願い
「MOTTAINAIやさい便」では、ウクライナからの避難者の方々、アフガニスタンからの退避者の方々、在日ベトナム人留学生や技能実習生などに新鮮で美味しい野菜を提供しています。ご協力お願いします。
------------------------------------------------------------
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
1 week ago
MOTTAINAIやさい便
たつの市のMさんから、ビーツやジャガイモ、キュウリなどが届きました!Mさん、ありがとうございます!ウクライナの少女Dちゃんに届けます! ... See MoreSee Less
2 weeks ago
「能登からウクライナへ」
能登半島地震をきっかけに、2009年から毎年学生さんたちと通っている能登のお熊甲祭り。僕たちをいつも暖かく受け入れてくれてる小牧壮年団の皆さんからも、ウクライナ避難者の方への想いが届いています。
皆さん、ありがとうございます!
www.chunichi.co.jp/article/488785 ... See MoreSee Less
避難民支援 中島も力に 小牧壮年団 ロシア侵攻受け呼び掛け:北陸中日新聞Web
www.chunichi.co.jp
神戸のNGOと縁 野菜届ける活動に賛同 七尾市中島町小牧の小牧壮年団とOBは、二〇〇七年の能登半島地震をきっかけに交流を続ける神戸市の...2 weeks ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.8 ウクライナ編⑦」
CODE未来基金のメンバーとして、MOTTAINAIやさい便をウクライナの方に届けている学生、山村太一さん(神戸学院大学4年生)から報告が来ましたのでご紹介します。
***************************************
5月16日と6月2日の二回、私はCODEの「MOTTAINAIやさい便」に参加させてもらいウクライナから日本に避難してきた方に野菜を届け、お話を聞く機会がありました。そのような貴重な機会に私も参加させていただき、ありがとうございました。今回は、その二回を通して、私が感じたこと考えたことを自分の中だけで終わらせないために文章にして共有していきたいと思います。
私は、CODEの「MOTTAINAIやさい便」に参加させてもらって、まず感じたのは、メディアで報道されていることは、ほんの一部で大枠であり、一人一人の声を聞いていくとやっとその詳細が分かっていくことがわかりました。5月16日にお会いしたMさんの弟さんは、4月に日本に来ました。それまでは、ポーランドで仕事をしており、ロシアの侵攻を聞いてウクライナに戻って戦おうと思っていたそうですが、お姉さんがいる日本に避難してきました。特に弟さんが言ったなかで、印象に残っているのが「未来のことは分からない、今はまだ日本にいたい」です。その言葉に、私は弟さんの様々な思惑の全て詰まっているように感じました。私と弟さんの年は、あまり変わらないからこそ、その重たい表情から語られる言葉が非常に重く感じました。その他に感じたのは、弟さんが話す言葉を直性的に聞き理解したいと思ったのですが、ウクライナはウクライナ語を話し英語も日本語も話せません。ここに大きな言葉の壁=心の壁も感じました。ウクライナを支援していく上で、言語の支援は必要不可欠であることを学びました。言葉の支援が十分に整うと、仕事もできるようになり次へと繋がっていくと考えました。
6月2日にお会いした方は、もう日本に10年以上住まれておられる女性で、その方のお姉さんと姪っ子とお父さんが避難してきました。その3人にも「困っていることは何ですか?」と尋ねると同じように日本語が分からないと言語の問題を言っていました。その他には、電車の乗り方が分からないや毎日毎日が暇なので仕事がしたいが挙がりました。これらの問題の根本的なところにあるのが、やはり言語の問題と考えます。これらの問題解決のために、日本語学校に通うとか日本語を勉強する機会を提供するのも大事ですが、私たち自身が、もっともっと身近にウクライナの方が避難してきていることを知るべきだと思います。知るために、ウクライナの方との交流会を開いたりすれば双方にメリットがあると考えます。ウクライナと日本の共通の話題が難しいようにも思えますが、ウクライナの方はネイルが好きだったり、意外と芋焼酎を飲んでいたりと思わぬ発見がたくさんありました。ウクライナのことについて、ロシアに侵攻されてポーランドやヨーロッパに逃げている、私たち日本人とは関係がないと思いがちです。実際に、私もこの「MOTTAINAIやさい便」に参加するまで、ウクライナとは、どこか自分とは関係のない遠いイメージがあった。毎日のメディアで報道されていることだけでは、身近に考えるのが難しい。だからこそ、今回の一番の収穫は、ウクライナ、戦争を身近な存在であると認識して、自分自身の意識を変えることができたことだと思っています。(神戸学院大学現代社会学部社会防災学科 山村太一)
*MOTTAINAIやさい便では、ウクライナの食材であるディルやビーツを作っている方で安価で提供していただける方を探しています。またはそのような方をご存知の方がいましたら、CODEまでご一報ください。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
2 weeks ago
「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.7
ウクライナ編⑥」
「言葉と食」
先日、通訳ボランティアのKさんと共に神戸市内に避難してきたOさん(28歳)に「MOTTAINAIやさい便」をお届けしました。
これまでにOさんには何度か野菜を届けていましたが、日本語や英語を解さないOさんの事情がほとんど分かりませんでした。
今回はKさんの見事な通訳のおかげで、Oさんがどのようにして日本に来たのか、日々どのように暮らしているのかがわかってきました。
Oさんは、ウクライナ北西部ドゥブノから義理の姉Nさん(35歳)とその娘D(12歳)ちゃんと共にポーランド経由で日本に避難してきました。「西部の故郷の街は、戦地にはなっていないけど、北のベラルーシから攻めてくるかもしれないから怖いわ」と言います。
日本に住む義姉を頼って4月に神戸に来ました。Oさんは、戦争前にも2度日本に来た事があるので、生活には慣れてきたそうですが、姪のDちゃんが「食べものが合わない」と語ります。ロシアやウクライナの食文化に詳しい通訳Kさんは、「ディル(ハーブ)やビーツがあるとボルシチも作れてきっと喜ぶと思うわ」と教えてくれました。食は人の体を作り養いますが、故郷の味は心も潤してくれます。
通訳としてご協力いただいたKさん、ありがとうございました!(吉椿)
*MOTTAINAIやさい便では、ウクライナの食材であるディルやビーツを作っている方を探しています。または作っている方をご存知の方がいましたら、CODEまでご一報ください。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
2 weeks ago
「憎しみの連鎖ではなく、支え合いの連鎖を!!-NO21」
「国連難民高等弁務官事務(UNHCR)の集計によると、ロシアが侵攻したウクライナから国外へ脱出した避難民が8日までに700万人を超えた。・・・・ロシアには104万人が移った。」(毎日新聞 2022・6・10)と報じていた。一方で「448万人」が帰還しているとみられている」(同紙)とも。他方、こうした数字が発表される中で、「(ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリのアゾフスターリ製鉄所で投降した)捕虜1000人露へ移送」(毎日新聞 2022・6・9)という記事が気になる。無事、ウクライナの故郷に帰ってくることができるだろうかと?
さて、未だウクライナ東部では露軍とウクライナ軍が、激しい衝突が続いている。ゼレンスキー・ウクライナ大統領は、8日に公開した演説動画で、セベロドネツクについて「すさまじい戦いになっている。とても厳しい。・・・・ドンパスの運命がここで決められようとしている」(朝日新聞2022・6・10)と述べた。明日12日は「ロシアの日」。プーチン大統領が「戦争を終わらせるシナリオを描くだろう」?という指摘もあるが・・・・・・?
6月9日付け朝日新聞では、(ウクライナから)出国する自由や「前線に立たない自由」を求める市民がいることを大きく紹介している。ウクライナでは、総動員が発令され、18~60歳の男性国民は、国を離れることができなくなっていたのである。叶わぬ願いなのか、戦時下においては、「自由」は保障されないのか・・・・?SNSでは、「兵士として戦え」「恥を知れ」という声も浴びせられたようだ。もちろん、「自由」は平時において獲得するものだろう。
ウクライナの母、ロシア人の父を持つロシア出身スイス在住の作家ミハイル・シーシキンは「気の遠くなるような人類の歴史のなかで、いったい、『国を愛せ』という呼びかけの末に、どれほどの命が犠牲になっただろう。そして今、ロシア人が、ウクライナ人が、同じ犠牲のもとに立たされようとしている。兄弟は共にその苦しみを味わい、いつの日か共に未来を取り戻そうとするだろう」「愚かな権力が、二国の民衆をけしかけ、敵対させるというおぞましいことをやってのけた。そこでは『言葉』までもが、理解し合うためではなく争うために利用されている。」(『ウクライナとロシアの未来-2022年のあとに』ミハイル・シーシキン、奈倉有里訳より)と奈倉さんにメッセージを寄せられた。
2月24日以降の露軍によるウクライナ侵攻以来、この問題を自分事として引き寄せ、考えるための指針のようなメッセージが、こうして翻訳者の奈倉有里さんのご尽力があって、私たちの手許に届くということは大変有難い。
(CODE海外災害援助市民センター事務局 村井雅清)
PS:CODEが、ウクライナおよびロシアから神戸に避難している方々に、「MOTTAINAIやさい便」を届けています。この「MOTTAINAIやさい便」も、無数のちいさな橋をかける活動です。是非、応援して下さい。
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
3 weeks ago
「憎しみの連鎖ではなく、支え合いの連鎖を!!-NO 20」
ロシアのプーチン大統領の後継者のことが、にわかに話題になっている。3人の候補者の名があがっているが、これまでのプーチン体制から推し測ると、誰になっても大きくは変わらないだろうとしか思えない。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、7日英紙フィナンシャル・タイムズで、「徹底抗戦」を語ったそうだ。「欧州諸国の一部で対ロシア制裁による経済悪化を受け妥協点を探る動きが出ていることに、『理解できない』と反発した。」「フランスのマクロン大統領が『ロシアに屈辱を与えてはならない』と発言したことに、『理解できない』」と。さらに「私たちは全ての占領地域の解放を達成しなければならない。」「我々は戦場で勝利する必要がある」「ロシアとの間で引き分けは選択肢にない」とし、欧米諸国に一層の武器支援を」と求めたとのこと。
前号で ロシア出身作家の翻訳を多く手掛けている「奈倉有里」さんが『新潮』に紹介された「無数の橋をかけなおすーロシアから届く反戦の声」の一部を紹介しました。
また、他の作家さんの声を以下に紹介します。
—リュドミラ・ウリツカヤ(1943~)は、開戦直後に「痛み、恐怖、恥」と題した声明を出した。生命が潰されていく痛み、自らや子供たちや孫たちの命が危険にさらされる恐怖、全人類に大きな損害をもたらした政府の恥と国民の責任。ウリツカヤはこれまでも一貫して戦争に反対し、抵抗の声をあげてきた。「民族の敵」と糾弾されても、カラーボールを投げつけられても、彼女は黙らなかった。2014年に反戦デモに参加した時は、私が強いからじゃない。弱いから、恐ろしいからだ。子供や孫たちが、戦争のある世界で生きていくことになるかもしれないと思うと、怖くてしかたがないからだ」と話していた—と。
最後に奈倉有里さんのメッセージを紹介する。
私たち――文化に携わるすべての人間にできることは、特定の(国や民族や団体といった)まとまりを断罪することではなく、学ぶべき相手を探すこと、異教の優れた学者や作家や芸術家を探し、それを届け、受けとり、考えることだ。世界の学問を、人権活動を、文化を、文学を、つなぎ続ける。これは長い道のりの一端でありながら、緊急の課題でもある。恐怖と無理解が生む攻撃性ほど恐ろしいものはない。まだ伝わっていない大切なことはたくさんある。できることだけでいい。まったく同じ考えじゃなくてもいい。ただひたすら、武力に心を支配されることだけはせずに、無数のちいさな橋をかけなおそう。(初出:「新潮」2022年5月号)
(CODE海外災害援助市民センター事務局 村井雅清)
PS:CODEは、ウクライナおよびロシアから神戸に避難している方々に、「MOTTAINAIやさい便」を届けています。この「MOTTAINAIやさい便」も、無数のちいさな橋をかける活動です。是非、応援して下さい。
詳細はこちらから
www.facebook.com/328257977286826/posts/5029056297206947/
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744 fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。
(例:「もったいない野菜」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
能登半島地震からお付き合いをさせて頂いている小牧壮年団とそのOBのみなさんが中日新聞に掲載されました。今回のウクライナ・ロシア支援にご協力頂きました。これまで長い間、ずっと支えて下さっています。つながりに感謝です。
「祭りができるのも平和があってこそ」と!
https://www.chunichi.co.jp/article/488785
ご近所に子ども食堂がオープンしました。ぜおひお越しください。「#MOTTANAIやさい便」をお届けしたり、#まけないぞう もプレゼントさせて頂きました!!今週は6月18日(土)にオープンします。駄菓子も盛りだくさん🥰#子ども食堂 #新開地 #中道通
4姉妹団体CODE海外災害援助市民センターと連携してウクライナ・ロシア支援しています。まけないぞうの売り上げの一部100円を「MOTTANAIやさい便」に寄付します。北は北海道南は九州までお届けしています。みなさんのご支援お待ちしています。#まけないぞう #MOTTAINAI
2そして、姉妹団体のCODE海外災害援助市民センターがしているウクライナ・ロシア支援の「MOTTAINAIやさい便」を応援します。新鮮な野菜を日本に避難している避難民の方に届けています。CODEの活動を支援するため、まけないぞうの売り上げのうち100円を寄付します。#CODE #まけないぞう
2